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空の人間 〜 その3 〜

サッカー・ディベートはかなりの広がりを見せてきた。しかし、石のロジックで固めなければならない。立論に甘さが目立ち始めた。そこで空の私が、急遽、石人間にシェイプ・シフトして、肯定側の立論を書き上げるお手伝いをしてみたい。

この内容の詳細は、数ヵ月後に世界文化社から出版予定の『オバマの本棚』に譲るとして、形だけにとどめておきたい。

…… まず石の哲学です。政治家は妥協の芸術家で、プラグマチストであるべき。変化に対処できなければ、政治生命を失う。そして風。オバマ就任後の実績はどうか。否定側は現状を肯定され、よくやったと評価されるでしょうが、われわれ肯定側の立場は、その実績評価は正反対です。

今後、オバマ政権のボロが出るでしょう。彼はチェンジを呼びかけてきたが、思うようにチェンジができていない。空手形だったのです。彼自身の政治生命が危ぶまれるのは、そう遠くないでしょう。だから、オバマが自らをチェンジすることです。かなり思い切った自己改革が望まれます。

思い切って、キリスト教という衣を捨て、男の宗教といわれるイスラム教に改宗するのも、未来の敵から身を守るうえで、一案でしょう。三つの理由を述べます。

1. 改宗した方がプラスが多い(べき)
2. 改宗は難しくない(できる)
3. 改宗せざるをえない事態に追い込まれる(だろう)

その結果、メリットは三点あります……

その4につづく

2009年5月19日
紘道館館長 松本道弘