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道とは幹細胞 〜 その1〜

英語道でいう道(ドウ)とは、principleである。
では、ドウ以前のミチとは何か。biological principle?  ピンとこない。私はこの原初的なミチとは何かを、あらゆるドウ(武道、英語道、教育道)を通じて今も求めている。

道は遠い。しかし勉強は楽しい。ゼロで考えているから。
もし、1をスタートとして考えれば、この歳で学問を続けることは苦痛であろう。
このゼロの生命が、今話題の幹細胞ではないか。

サイエンスの本を読むことが増えた。科学に強い浜岡勤氏が引き続き、もう1年だけ紘道館の塾頭をつとめてくれると知って、いいライバル(勉強相手)ができたと思ったからだ。気功の学者でもある浜岡氏も細胞から気≠論じることが得意だ。

ようし、オレも。道(ミチ)とは1つの受精卵である。270種類の、そして60兆個の細胞があり、そこからヒトがスタートする。

私もライバルの浜岡氏(私と同じ歳)とは、ある意味で巨大な細胞軍団を抱えているので、尽きせぬ組織戦になろう。もう70歳近いというのに、死ぬまで戦い続ける道友、そして戦友である。どちらも英語道の有段者だ。

その証拠に、reproductive powerがある。再生、そして人に対する影響力がある。なぜプラナリアは全身を再生できるのか、その鍵は幹細胞(stem cell)にある。

その2につづく

 

 

2009年2月24日
紘道館館長 松本道弘