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O型はL語の世界 〜 その5〜

ようし、オレもブラジル経済のように、ラテン気質を真似て、too big to failを決め込んでみよう。と思ったとたん、必ず悪夢にうなされる。借金に追われ、逃げ回る、しがない文筆家になっている。

O型なら私にこう説教するだろう。
「そんなあんただから、スポンサーがつかないんだ」と。
「すみません」(うなだれる松本道弘)。
「踏み倒すつもりでなきゃ、世渡りはできない。スケールのでかい政治家になれないんだ」と。―― ここがO型の勇み足。どうもOはブレーキがきかなくなる。

別に私は政治家になりたいから、カネを貸せといっているんじゃない。
「日本を変えたいんだ。教育道で」―― A型はこのように抽象論でエエカッコをする。
「それじゃ人は動かない。もっと具体的に、おカネを出させようとさせるだけの明確なビジョンとゴールを立て、メリットを説くんだ」。ストレートでプラグマチック。

たしかに、OとAはこんなふうに食い違う。
B型の田中角栄は、「月に80万円」と無心されると、「よっしゃ」といって100万円出した。そんなタイプの政治家だった。

A型の三木武夫首相は、「50万でいいかな」と値切ったという。
O型は相手の要求額をそっくり出すだろう。別に理由を聞かずに。太っ腹はO型のトレード・マークだ。

NHKテレビに出ていた頃、私の面は割れていた。
「なんであいつが、牛丼を食っているんだろう」という眼つきで見られたことがあった。私だって、メシぐらい食う。飛行機の中ではスチュワーデスに話しかけられる。NHKのパワーはすごかった。

電車に乗る時はとくにいやだった。
ある日、山手線の満員電車の中へ、一人のOLふうの女性が飛び込んできた。

その6につづく

2008年11月4日
紘道館館長 松本道弘