itとifの英語を求めDVDやビデオは数百本、本も３００冊近く読んだ。感動、歓喜、感謝した書は多い。それらをベスト１０に絞るのは大変だが、if思考を用いてまとめてみる。 |
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| 1. |
『聖徳太子１〜４』 梅原猛著（集英社文庫） |
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if ― どこかの山へとじこもって人目を避け、思考を集中させるだけの時間的余裕があれば。 |
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| 2. |
『閔妃暗殺−朝鮮王朝末期の国母』 角田房子著（新潮文庫） |
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if ― 日本は閔妃の暗殺に責任をとれと韓国人に迫られたらどうしようと思い、悩んだことがあるなら。 |
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| 3. |
『手紙』 東野圭吾著（文春文庫） |
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if ― 火と石と水と風の愛のそれぞれの本質を知り、六角ロジックを学びたければ。 |
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| 4. |
『イサム･ノグチ』 ドウス昌代著（講談社文庫） |
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if ― 芸術家の奔放がどこまで許されるか、そしてアイデンティティー喪失の試練を知りたい人なら。 |
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| 5. |
『枕詞千年の謎』 藤村由加著（新潮社） |
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if ― 日本人になぜ枕詞が必要かと水のロジックに目覚めた人なら。 |
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| 6. |
『アマとオウ−弧状列島をつらぬく日本的霊性』 菅田正昭著（たちばな出版） |
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if ― 青と緑がなぜアオなのか ―― 言霊の霊感に触れたかったら。 |
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| 7. |
『秘花』 瀬戸内寂聴著（新潮社） |
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if ― 晩年の世阿弥の落日に感情移入できるなら。 |
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| 8. |
『ある禅者の夜話−正法眼蔵随聞記』 紀野一義著（三笠書房） |
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if ― 道元の水の論法を学ぶなら。 |
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| 9. |
『郷中教育の研究』 松本彦三郎著（尚古集成館） |
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if ― 薩摩のディベート教育に関心があれば。 |
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| 10. |
『恋することと愛すること』 遠藤周作著（新風舎文庫） |
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if ― 速読せず、じっくり考えながら読む時間的余裕のある人なら。 |
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さて次回は、「人はなぜ、トップ・テンにこだわるのか」について語りたい。 |
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２００８年１月１日 |
紘道館館長 松本道弘 |
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