::松本道弘 巻頭言
::例会報告
::松本道弘プロフィール
::紘道館とは?
::英語道とは?
::館長ブログ
::松本道弘 日記
::斬れる英語コーナー
::書き下ろしエッセイ
::松本道弘著作集
::講義用テキスト(PDF)
::松本道弘対談集(動画)
::ナニワ英語道ブログ
::日新報道
::TIME asia
::ICEEコミュニケーション
  検定試験
::ワールドフォーラム
::フィール・ザ・ワールド
 
お問い合わせ先
旅人は忍者

旅人は忍者である。
忍者は陽と陰の技を使い分ける。
肩書きを使えば陽忍となるが、裏の情報(インテリジェンス)は入らない。
肩書きを捨てれば陰忍となり、ウラとオモテの情報が入る。
旅人も忍者もコミュニケーターだ。
どちらも、勇気があり、弁術に長け、智力を備えている。
昼は話上手なひょうきん者、夜になると姿を隠し、どこにでも神出鬼没する。
旅人も忍者も裏の武芸者である。
どちらも肩書きや資格は要らない。
そもそも忍者の検定試験はない。
忍者はすべて有段者だから。
忍者にとり失敗は死である。
命懸けの行を積んだ忍者は問う。
英語道? 昇級・昇段試験で失敗しても命を失うことはないだろう、と。
忍者は城から図面を盗み出しても、城主を暗殺しても、評価されない。ましてや公表もされない。無私 ―― 。
名が知られることは、忍者社会(インテリジェンス・コミュニティー)では恥≠ネのだ。
評価を受けて喜ぶ武芸者は、面子を重んじるおサムライだ。
サムライが一番恐れる相手は忍者である。
忍者には失うものがない。忍者は捨てることを恐れない。
理想的な旅人は忍者である。
―― 沖縄旅行の前夜に書く

 
2007年4月1日
紘道館館長 松本道弘